常に高みへ インディアナペイサーズ
どうもこんにちは、宮本武蔵です
なぜINDなのかというと、IND vs TORが2月の6日と8日の直近でホーム一戦ずつあったのでレギュラーシーズンにプレイオフみたいな流れで書いたら宮本武蔵の人気も、うなぎ登りと思ったら画面録画したクリップだけで80クリップになってしまったのでやめました
そこでINDのオフェンスに絞って書きたいと思います
書き始めて3行目くらいでこれはヤベーってなったわ
TORについてはディフェンスを書きたいなと思っていますが、いつ書くかは冨樫のみぞ知るHUNTER HUNTER
IND OFFENSE
現代バスケに反するミッドレンジ&2PTSチーム
スリー何それおいしいの?ア~イ
1行目と2行目がスリーについて
3FGA最下位、3FGA%が最下位
3行目と4行目
2FGA%が1位、2MID FGA%が2位
どうしたって感じ
スモールラインナップの時代に石器時代のバスケでプレイオフ圏内、しかも5位につけていながら今シーズン国の英雄オラディポは13試合しか出ていない
ということでも選手別に3FGA%を見てみる
とりあえずロングは3試合しか出てないからシカトして3FGA%を50%超えてるのがジャスティンとマクダーモットだけ
ロケッツは3FGA%が50%超えてるのが15人もいるのを考えるとやっぱり石器時代なのか
いや、そうではないんやということを言いたい
次にこのスリーがどうやって起こってるかを見てみる
チームとしてアシストからの3FGM%が4位
アシストなしのスリーの方が多い選手はオラディポとブログトンのみ
ここまででINDはスリーを打たせている、スリーを多投する選手はシューターの二人、ジャスティンとマクダーモット
二人の3FGAはジャスティンが4.4の42.4%、マクダーモットが4.3の44.5%
他にはピックでプルアップのスリーを打つブログトンとオラディポでそれぞれ4.1の31.3%、5.3の30.4%
オラディポは国の英雄だからいつでもどこでも打っていいのです、僕の英雄はサッカーコートジボワール代表ドログバです
ここまで話してやっとこさっとこ作ったクリップが活きてくるわけ
INDはすごく簡単にSTAGGERやVEERでジャスティンとマクダーモットにシュート狙わせつつピックに繋げてた
因みにINDのOFF SCREENのFGAは6位の5.8、FG%は45.0%の3位、PPPは1.08の4位
なんでスリーないんってのはNBA STATSに聞いて(ピエン、ピエン
スリーについては期待値の高い選手に絞る事によって確実にPPP1.0超えに乗せてきているから割合的に低くても問題ないという算段なのか
本数は少なくてもコンスタントに決めてくる上に、当たればデカく打撃力は幕の内一歩なわけです
*100 possを全シュート2点で100%決めたら200点、大体50%に落ち着くから100点になる
つまりPoint Per Poss(1 possあたりの得点)は 100点/100 poss で1.0
だからPPP 1.0超えは幕の内一歩なわけ
*期待値は全シュート2点で50%決めたら1.0点、全シュート3点で33%決めたら0.99点
理論的に3点の方が低い確率でも同じだけの得点が取れる期待があるって話
だから打たせてるジャスティンとマクダーモットはスリーを40%超えてるからコートに出てるだけで1.2点分の期待が出来る
上手いなと思ったのが動画の最後に入れたSTAGGERとかにするとディフェンスのポジションが取れないのをブログトンは分かってるところ
基本的にチームにはディフェンスのルールがあるけどオフェンスのポジションがSTAGGERとかアクション入るとスクリーンのケアをしなくちゃいけないからハンドラーのタイマンを抜かれるとヘルプに行くの遅れるんよね
あと、ブログトンはワンツーフィニッシュしか技持ってないなw
ワンツーフィニッシュしか持ってなくて新人王取れるなら俺でもNBA狙っちゃうぞ~
ここまでINDのスリーについて見てきましたがやっとINDの2FGAについて書いていこうと思います
ここであげたいのがINDプルアップ2を打ち過ぎてる問題、SASはもっとプルアップ2を打ってる問題
FGAから3FGAを引いちゃってくだせえ
の割にINDのプルアップの得点は高くSASはもっと高い、eFG%は2チームとも上位である、つまり非効率こそが効率の鍵であり自分でも何を言ってるか分からん侍、寿司ざんまいというわけだ
選手で見てみるとミッドを得意とする選手を今季獲得している
スモールマーケットのせいでバコバコスリーの選手を取れないからなのか、この戦術を取りたいからなのか
TJウォレン、ラムがいい感じで活躍している
TJウォレンが32位指名権とキャッシュってマジか…
感覚的だけど2 BIGにしてガードウィングの3人はボールつける選手を置き、ビックが1人の時はシューターを置いてスモールで打つみたいな感じがする
何十試合も見てないから分からんけど
戦術とシュートが合ってたら使いやすかったけどトロントがスイッチしててミドル打つ場面が少なかったからクリップはなし(切ったクリップの意味…
ディフェンスレーティング2位のトロントなんか見るんじゃなかったぜ
余談
スペイン代表のヘッドコーチしてるスカリオーロが去年からトロントのアシスタントに入って優勝
元々良かったトロントのディフェンスが更に良くなってる
でもってスペイン代表のアシスタントコーチでディフェンスを担当していた人がルイス・ギルって方なんだけど、今佐賀バルーナーズでヘッドコーチしてる(アツくね?
佐賀バルーナーズは今季エクセレンスがB2に残れないことから7月までにB2ライセンスを獲得できればB2昇格なわけ(アツくね?
更に言うとB2は奈良のヘッドコーチがゴールデンステイトウォーリアーズやユタジャスのアシスタントコーチをしてたし、香川のヘッドコーチはニュージーランド代表のヘッド、熊本のヘッドコーチはニュージーランド代表のアシスタントなわけ
グローバル化が進むB2である
次にピックを見てみちゃう
ピックハンドラー編
FGAは中盤って感じだけどFG%は5位で高い
だけどPPPで見てみると中盤って感じでミッドかドライブしてレイアップにもっていってるからだろうな
プルアップ2とピックハンドラーで見えてくるのがリーグ上位でミッドが決めれるなら効率が悪いようでも戦えるってこと
こういうのはチームの色が出るよね
で次になんといっても今季はこれでしょっていう
ピックダイバー編
FGA1位、FG%下の方(おい…)、PPPも下の方(ウォォォイ!)
まぁでもこれには理由があってサボニスが強くて他はいまいちってのが理由
サボニスのダイブ(これダイブって書いてるだけでポップが入ってる)
POSS 5.6で1位、FGA 4.5で2位、PTS 6.2の2位、PPP?エースに効率なんていらないのですと言いつつ1.11
それにしてもジョンコリンズってヤベーな
僕が日本のビックマンになってもらいたいのは効率重視の温室インテリポップマンではなく屈強なダイバーなのです、伝説のフィッシャーマンなのです
お口直しにサボニスの今季NBA ALL STAR選出ハイライト
www.youtube.com
ハイライト見てもらったら分かると思うんだけどピックだけじゃなくてポストも張れるんよね
だけどスタッツ的には平均FGAが2.3でFREQ(頻度)でいったら17.0%と多くない
これを見るにチームによってピックなのかポストなのか変えてるんだろうね
こういう強みを使い分けれるような選手を日本人は学んだ方がいいと思うんよね
加えてサボニスはアシストを5.4も出してる
こいつヤバいなって思ったパスがこれ
スティール狙ってる選手をパスフェイクで引っ張ってからパス出してリード勝ちしてる
こんなパスB1のガードでも難しいよ
ということでここまでオフェンスについて見てきましたが
- スリーの割合は少ないが打つ選手は入る
- ミッドを得意とする選手を獲得して理論の効率を上回ってくる
- オールスターになったサボニスがチームを牽引
ポールジョージ出して最初は叩かれてたけど取った二人ともオールスターってのは凄いよね
以前スモールマーケットでFAに期待出来ないからこそトレード期間に結果を出すことやチームカルチャーの基盤を作っているという記事があった
この記事にある体育館前に赤いボタンが置いてある話は凄く好き
とこんな感じでスタッツと共にペイサーズの戦術を見てきたけど平均得点では22位と下の方で109点、相手に取られてる平均点は107点
最後勝ち切る試合が多いということ、ていうか勝っても負けてもほとんど10点差の試合
でやっぱり思うのがブログトン上手い
最後のとかどうせスイッチするからわざとサボニスコーナーに置いてカットさせてる
さらにペイサーズには国の英雄オラディポもいる
1月29日オラディポが戻ってきたCHI戦でいきなりクラッチ
優勝候補を今年は喰うか、プレイオフに出れるか、毎試合命削るような試合をして観客が沸く、そんなペイサーズが僕は好きです
最後にエモいオラディポをどうぞ
ではでは