トーマスに幸運を

どうも宮本武蔵です
今回はセルティックスのリポーターがアイザイアトーマスへ書いた記事を訳しましたのでご覧ください

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私達はプロフェッショナルのアスリートが多くの金額を受け取れる事を知っている
アイザイアトーマスが大金を手に入れる野望を持つことは理解出来るが、もしあなたは下降傾向になったとき同情で彼のためにマーケットを割き高額の契約を結べるだろうか
アイザイアトーマスは多額の金額を得られるであろう年を過ごし人気も急上昇してこれまで見たことのない額の契約が贈られるだろうと言われていた


そんな時に悲劇は起きた
無一文から大金持ちになった話は簡単な話ではなく、ありのままの金額を支払われるわけではない
昨日のように感じる記憶であるがセルティックスは2016年ドラフトピック(28位スカルラビシーレ)とマーカスソートソンでサンズからシックスマンとしてトーマスを獲得した
それは30か月前の2015年2月19日のことである


セルティックスは20勝32敗でトーマスはレイカーズの試合から2年目の監督ブラットスティーブンスのもとユニフォームに袖を通した
来るべくして来たかのように控えとして25分の出場にも関わらず21得点をあげた
しかし、オフェンシブファールに対して口論になりテクニカルファールを取られ短い夜となった
最初の試合は4Qの5分3秒でのファールによって終了した
途中出場出来なくなったが彼が緑のジャージを着て過ごすのに大切な一日であった


トーマスのオフェンシブさが口火となり彼の新しいチームが出来上がった
彼はコート上でもコート外でも感情を出すようになった
レイカーズに負けた後ボストンはトーマスが加わってから最初のシーズンを20勝9敗で終えた


この2年でトーマスには人が集まると呼ばれるようになり彼の貢献が貴重な証明となり13.5ミリオンを獲得した
2回のオールスターにもうなずけた
そして彼の最初のキャリアとしてオールNBAに照準を合わせた
彼は達成し、MVPレース5位、ボストンのシーズン得点記録でもランクインした
彼なしでチームがハードに、そしてファンの応援もロッタリーの時までここまでならなかったであろう
彼と一緒にハードワークに取り組み53勝の1位シードに登りつめ他のチームよりもロッタリーが高くファンは熱狂した


その間もずっとトーマスはフリーエージェントのアルホーフォード、ゴードンヘイワードの勧誘をする中心的役割であり2人ともトーマスに賛同しコンタクトを取った
そして、トーマスは6.3ミリオンを受け取った
しかし、それはトーマスにとって重要な事ではなかった
思い出してほしいヘイワードの移籍が決まった7月4日を

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彼はただボストンで勝ちたかっただけだった


トーマスのキャリアハイである平均28.9得点フリースロー90.9%であった最後のシーズン、ゲーム終盤の King in the fourth は紛れもなくこの町のポイントガードとして記憶から忘れられないであろう


トーマスの妹であるチャイナは交差点において悲惨な事故にあってしまい去年のシーズンに亡くなってしまった
1人のリポーターは希望がもろく消え失せる彼に周りがリーダーを愛していると伝えた
レイオフシリーズのブルズ戦で53得点8アシストでセルティックスの3位になる得点記録をしたが負けてしまい、彼のチームメイトが最も落ち込んだ


お互い感情的になりメンタルが目に見えて動揺したが勝利を固く誓った
スティーブンスはチームメイトと一緒にこれまでボストンで培ってきた知識を呼び集めてシカゴから勝利をつかみ、トーマスは妹の葬式が行われるワシントンのタコマに向かった
彼は試合を欠場することはなかった


セミファイナルワシントン戦は7戦に及ぶ生き残りをかけた死闘であったがトーマスは妹の誕生日の2戦目で信じがたい53得点を再びやってのけ、その10時間後には歯の手術をした 
そして彼は第6戦、第7戦で合計56得点19アシストを再び怪我が悪化しながらも記録した
セルティックスがカンファレンスファイナルまで行ったのはピアース、ガーネット、レイアレンの仲が良好だったころ以来であり、トーマスは怪我が再発したのにも関わらず試合に出続けた
セルティックスのドクターはカンファレンスファイナルの2戦目の後半でトーマスを退場させた
これが彼の最後のホームゲームであり最後のスタッツとなった


この活躍は80年代のラリーバード並みの活躍でありその時の彼は1992年の足を引きずるラリーバードのようだった


5週間の休みがあり、トーマスはプレイオフ後ボストンで最後の休みを送った
彼はここでなかったらボストンのファンも含めここまで応援されなかったしここまで活躍出来なかったと言い彼の頬から涙が流れた
親友のブラッドリーはトーマスを抱きしめ、それは誰も見ていられなかった
英雄的な活躍をしたシーズンの後に起きた悲劇はスーパーマンと彼くらいである


トーマスはピアースやガーネットのような伝説にはなれずアリーナに背番号4を掲げることは出来なかった
しかし、トーマスは伝説になった彼らのようにスーパースターであり背番号4を着ようと思う者は出てこないだろう
彼はチーム内でも常に中心であり、コートではアイドルだった
彼はエインジGM、スティーブンスHCのもとで優勝がしたかったがそれは叶わなかった


スポーツはどの競技でもビジネスである
エインジの気持ちには大きな苦しみがあり同時に決め難い境界線があった
彼のオールスター後の対処の意志決定に意味がないわけではない
カイリーはトーマスより若く身長も高く更にダイナミックで将来が明るく数年は安価で契約が出来る
カイリーもまたリングを欲しファイナルで歴史に残るショットを決めた
トーマスが昨シーズン言っていた減給の話を信じたいが身長が伸びなかった事はどうしようもなく仕方ない事だが身長の小さいトーマスにエインジはこれ以上の見込みが出来なかったのだろう
彼の4Qのオフェンスは試合記録を作るのに優位であり彼のオフェンス力をタレントとして構築するのに完璧な場面だった
彼は自分の手柄がヘイワードの二の次で構わずボストンにとどまり続けたかったが、今は彼の最もそばにいないであろうレブロンジェームズのそばにいる


トーマスの健康とコンタクトしながら点を取る二点は無視できない大きな要因である


セルティックスとキャブスのトレードはトーマスが怪我をしたまま決まった
彼は複数の保障をマックスプレイヤーとして要求するだろう年に移籍が決まった
それは彼自身が相応の年俸を手に入れることが出来る機会なのだ
彼が万全の状態になるにはシーズン中2か月欠場する可能性があった
治療を延期したのは彼が本当にプレーが出来て戻ってこれるようになるまでセルティックスが崖っぷちの状態で待たなければならないことを考えると必然であった
次の夏クリーブランドの上層部は医療チームの評価を横にトーマスの対処を遅らせることでトーマスの契約を有利に出来るかもしれない


しかしその時再び、行く度も予想を覆してきたトーマスにはリトルガイコールが送られるだろう


アービングはこれまでに4回のオールスターの出場経験があるが、マックス契約をするのか2年の議論の余地がある
アービングもまた長い間ボストンに居たい熱意を説明した
エインジとオーナーは175㎝で29歳になるトーマスにこれ以上のパフォーマンスを期待できず1年で30ミリオン近い額を払うことが出来なかった


トーマスは密かに裏切られることを感じていたのかもしれない
感情が傷ついたトーマスは催し事が好きなはずなのにロッタリーに顔を見せなかった
彼はセルティックスで引退したかったのだ
ビジネス面では良かった事かもしれない、もしあなたが同じ立場だったらトレード下したであろうか
トーマスは過去最もファンが多かっただろう
それはそれだけの事をしてきたからでありトーマスもそれは分かっている
彼は4チーム目で5年目を迎える


ITタイムはボストンで忘れられないだろう 
この男は俺をもう一回最後に指名してみろと唱えた
彼は2011年の最後の60位指名から誰も成し遂げたことがないオールNBAチームまでなり感動を与え続けた


そして彼は愛され続けた

彼を見つけたエインジGMに愛されて

彼のヘッドコーチに愛されて

チームメイトからもチームを去った者からも愛されて

ファンに愛されて

そして去って行くトーマスも同じくボストンを愛した


特別にインタビューの時ボストンのユニフォームを着てくれと頼んでもアイザイアトーマスの今までと同じリストバンドとユニフォームを見るこは出来ない
しかし、彼を愛してるのは変わらない
インタビューの時にこう伝えたい

Thank you and goodbye.


原文
boston.cbslocal.com