ヨーロッパバスケの質
どうもこんにちは、宮本武蔵です。
今日はユーロリーグを見ていたら面白いことがあったので書いていきたいと思います。
ユーロリーグから宮本武蔵が思うBリーグのこれからや育成年代に求めていきたい事について言及していきます。
バスケには
・選手
・戦術
・読み
があると思っています。
選手と戦術は読者も分かると思いますが宮本武蔵のいう読みというのは
・アクションの読み
・プレイの読み
を指しています。
それが顕著に現れていた試合が
youtu.be
このバルセロナ対レアルの試合でした。
端的にいうとバルサがピックアンドロールをスイッチしてくるのに対してレアルがどう攻めるかという話です。
バルサはスイッチした後ロールダウンに対してポストをフロント、ほとんど2-3の状態のシュリンクをしてインサイドに入れないようにしていました。
レアルはそこでペリメーターでミスマッチが起きているスモールとビックのアイソレーションを仕掛けます。
アイソレーションに対してもウィークを徹底していてレベルの高さが伺えます。
宮本武蔵のいうアクションの読みというのはこのことを指しています。
ミスマッチをどこで攻めるのか、インサイドに入れるべきかペリメーターで攻めるべきか。
特に、最近ではNBAでガードがスイッチしたらガードが攻めることが多いです。
それを見た子供たちはそれが普通だと思いペリメーターのアイソレーションを仕掛けます。
しかし、40代やインサイドが全盛期の選手はペリメーターよりインサイドに入れたがるのではないでしょうか。(草バスケの話)
また、このアドバンテージを攻めきれなければいけません。
ペリメーターかインサイドどちらにしてもスコアするスキルが必要です。
また、ヨーロッパではスイッチの後の3メンスイッチをあえて狙ったコーナーへのパスやフレアなどまで教えられてます。
下記の動画がスイッチに対しての攻防という動画がちょうど上がっていたのでどうぞ
youtu.be
今の日本ではユース世代の育成においてピックアンドロールやポストアップにおけるカバレージに対してのスキルが教えられているとは思いません。
当然、BリーグにU15が出来てドリブルドライブや基礎的なことを教えているのは分かります。
これからのU18の在り方を示しているのかもなと思いました。
つまり、
U15では
ハンドリングやシュートスキルなどより個人に特化したスキル
U18では
バスケットボールにおけるシチュエーションにおけるスキル
のような感じになっていってくれればと思います。
また、バルサ対レアルに話は戻ると
このスイッチに対してレアルが3Qの後半から突然シューター用のセットオフェンスをしてきました。
宮本武蔵が思っていることがまさしくユーロリーグでは体現されていました。
彼らはピックアンドロールのバスケットを攻められないからやめてシューターのセットオフェンスをしてきたのです。
これが宮本武蔵の思うプレイの読みです。
当たり前のように聞こえるかもしれませんがBリーグではこのような変化を加えているチームが全てのチームを見ているわけではないですが滋賀と三遠でした。
特にこの2チームはシューター用のセットを使っていました。
この2チームのコーチはどちらもヨーロッパのコーチです。
日本のリーグの特徴としプレイの読みで起こるプレイはピックアンドロールかポストアップが大半です。
ポストアップは外国籍が簡単に点を取れるからです。
ピックアンドロールも外国籍が絡んできます。
つまり、日本人のみで点を取るという考えが少ないのです。
なぜならシュートが入らないから。
金丸レベルのシューターが海外には沢山います、ドリブルドライブやピックアンドロールのスキルと同じようにシューターのスキルも育成年代には求められてきます。
また、Bリーグでもシューターを活かしたプレイというのはこれから海外と戦う上でも必要になる戦術の一つだと考えています。
しかし、日本のバスケの歴史上、ポストで攻めることとアルバルクのようにピックアンドロールを徹底することで結果につながっている事も事実です。
育成年代のコーチ達に知ってもらいたいのはピックアンドロールが強みなのではなくプレイを削らないと遂行し切れないのが日本人レベルということ。
削ったアルバルクのコーチもまたヨーロッパのコーチだから面白いですね。
結局どちらが勝ったかは試合を見てもらえればと思いますがヨーロッパのバスケでは目まぐるしく戦術、読みの変化が起きています。
日本のリーグもこのようなバスケであるべきだと宮本武蔵は思っていますが、育成からトップチームまで日本とヨーロッパがかけ離れすぎていたので書くことで、この記事から少しでも良い選手が生まれてくれればと思っています。
最後にバルサのポストアップを見ていきたいと思います。
youtu.be
バルセロナは3番ポジションにポストアップさせていました。
これもプレイの読みの一つでポストがアドバンテージになっているからポストさせているわけですがセンターにポストさせるのではなく3番にポストさせるのです。
ドミネイトされるなら何番だろうとトラップは必要だしビックマンは性質上オーバーヘルプになります。
以前こんなツイートをしました。
オリンピックの本戦に出てるチームは特にウイングがミスマッチの場合ポストアップゲームをどこもしてた
— 宮本武蔵 (@bossckun) 2022年1月5日
これから大濠の川島君や横浜のジェイコブ君、アスフレの山之内君みたいに大きい子は沢山出てくると思うからどのシチュエーションでもアドバンテージを取れる選手を日本から出して欲しい https://t.co/gQiSySKOet
日本人でもダブルのシチュエーションは引き起こせるしスコアも出来る、そんなアビリティーを持った子たちがどんどん日本で育ってきています。
その若手をプロに入ってから教えるじゃ遅すぎるのです、だからこそ育成年代のコーチが教えてあげてください。
動画でポストしているミロティッチはとんでもない身体能力があるわけではありませんがサイズがあってシュートもありポストも出来る、相手によって自分の活かし方を変えられるからブルズにいたのです。
そんな選手はもう日本でも生まれています、八村です。
どんどん世界やNBA、Bリーグで活躍出来る選手を育成してくれたらと思います。
ではでは
ドラフト外からフランチャイズヒストリーへ登りつめたダンカンロビンソン
どうも宮本武蔵です
突然ですがこの写真の選手を知っているだろうか?
タイトルにもある通りダンカンロビンソンという選手である
今シーズンのヒートは3P%の確率がリーグ1位の38.3%
当然、タイラーヒーローやケンドリックナンのドラフトでルーキーながら確率が良い選手を取れたというのもあるかもしれないが今回は敢えてダンカンロビンソンについて注視していきたいと思う
ダンカンロビンソンの3P関連スタッツは
3FGM / 3FGA ・・・ 3.7 / 8.4 (44.8%)
3FGA ・・・ リーグ6位
3FGM ・・・ リーグ4位
そして何よりレギュラーシーズン19試合残して3月6日のNOP戦にトータル3FGMを233本に更新して、ヒートのシーズン記録を持つウェインエリントンの225本を大きく上回る結果を出した
シーズンがコロナで中断してしまったが、このままのペースでいけば約300本のスリーを決めてたことになりAll-Time 3PM in a seasonではポールジョージの292本を抜き歴代5位の記録になる
歴代の5位以上にはカリーとハーデンしかいないことからもこれがどれだけ凄いことかが伺える
https://twitter.com/NylonCalculus/status/1256659724029898753?s=20
しかし、ドラフト外の選手であるダンカンロビンソンがどんなにシュートが入るとはいえ、ハーデンやカリーのようにタレント力があるかと言われたらそうではない
では何故ここまで今シーズン活躍できたのかを考えた時に
- エリック・スポールストラの戦術的観点
- ダンカンロビンソンのインディビジュアルスキル
この2点が考えられると筆者宮本武蔵は思う
- エリックスポールストラの戦術的観点
ヒートにはレブロンと共に優勝に導いたビックスリーのドウェインウェイドとクリスボッシュがいた
しかし、2015-2016シーズンに肺血栓が再発してしまったクリスボッシュは試合に出ることが出来なくなる
当時ヒートはPick & rollのロールマンの得点が最も効率的なオフェンスであった
2015-2016 Miam Heat Pick & roll / Roll man PPP ・・・1.17 リーグ1位
数字だとよく分からんって人にどういうことかというとピックの時にダイブすればスリーを40%で決めてくるチーム並みの破壊力ということ
しかもそれがダイブしてるからファールになる可能性も高く破壊力でいったら相当なヤバさがあることがわかる
クリスボッシュがいなくなってしまったヒートのヘッドコーチであるエリックスポルストラは2016-2017シーズンから戦術を大きく変えた
何を変えたかというとピックアンドロールではなくハンドオフを多用し始めた
ハンドオフの得点比較
2015-2016シーズン・・・3.5点 リーグ17位
2016-2017シーズン・・・5.4点 リーグ6位
2017-2018シーズン・・・10.7点 リーグ1位
2018-2019シーズン・・・8.1点 リーグ3位
2019-2020シーズン・・・10.2点 リーグ1位
さらに2019-2020シーズンに関してはPPPが1.06と、この5年で最高の得点効率をしている
なぜハンドオフを増やしたのかは分からんが自分なりに考えてみた
バスケットボールにおいてレベルが高くなればなるほどディフェンスの守り方は多種多様になる
ピックのプレイ1つ取ってもヘッジ、ショー、サグなどのロールマンの高さに加えて、誰がローテーションをかけるのかなど挙げたらキリがない
現代バスケットでピックが主流になっている中、ディフェンスの守り方も進化している
プロレベルや、アメリカの大学レベルとなれば必ずスカウティングという相手の分析が行われる
サインやコールが出た時にどんなプレイが行われるか試合中に選手たちは分かっている訳である
そこで出てくるのがハンドオフである
とりあえず見てもらった方が早いと思うので動画をどうぞ
基本的に何はともあれバスケットボールというのは身体能力が高い者、体躯に恵まれた者が有利な競技である
人間というのはボールを持った状態よりも持っていない方がフルスプリントが出来る
当たり前のことだが早く動ければディフェンスが間に合わない
ほんとに基本中の基本だが間に合わなかったらディフェンスの守り方もクソもないという利点がハンドオフにはある
次にセットプレイをより抽出
ディフェンスも例えばセットでピックだったらトラップとなっても準備がしやすい
しかし、この動画ではホーンズセットに入ってから判断を選手が決めれる為ディフェンスをどうするかチームで決めづらい
さらに、ダンカンロビンソンがハンドオフをもらう前にスクリーンを掛ける、もしくはもらう為ディフェンスが遅れる
そのため、1つ目のクリップではヴェルタンスとビールでスイッチコールをしているが遅れてオープンが出来ている
2つ目のクリップでは八村がダンカンロビンソンを取っているがダイブが空いてしまっている
ダンカンロビンソンはドリブルをついていないため容易にパスが出来る
3つ目のクリップでは八村が先に出てしまったためにスピンターンをされている
ウィザーズの場合スモールラインナップでやっていたためこれでも動けている方ではあったが、最後のクリップのようにダラスは7フッターのポルジンギスを抱えているためこれだけ動かれえると足がもつれてしまいトラップどころではない
そしてこれを見ていただいて1番に言いたいのが
ダンカンロビンソにハードショーなりトラップなりをかけなければいけない状況をどこのチームも作られているのである
本来ダンカンロビンソンがそこまでの選手かと言われると身体能力に秀でてるわけでもなく、物凄いハンドリング能力を持っているわけでもない
ひたすらにシュートが入り、それもスポットアップだけでなくオフザムーブからのシュート能力に長けているのである
ハンドラーになれないダンカンロビンソンはスポットアップのみではここまで脅威にはならなかっただろう
この5年でアデバヨ、オリニクと動けるビックマンを獲得して、ウィンズロウを放出しウイングを集めた
ドラフト外の選手にここまでの活躍をさせたスポルストラは5年前からここまでのことが見えていたのかもしれない
とここまでがスポルストラの戦術的な観点から見えたヒートの強さである
ダンカンロビンソンの打つスリーのシュートは95%以上がアシストによるものである
そして彼はFGAとしては9.4本しか打たないがそのうち8.4本はスリーである
当然ここまで振り切った選手に対してどこのチームも対策をしてくるわけだが、それでもダンカンロビンソンが活躍し続けた理由が2つ目のインディビジュアルスキルにある
-ダンカンロビンソンのインディビジュアルスキル
ダンカンロビンソンに関して、下記の二点について秀でていると考えられる
▫️ ファンダメンタルの高さ
▫️ スクリーンのリード
▫️ファンダメンタルの高さ
1つ目にあげられるのが純粋にハンドオフのシュート確率についてである
フルスプリントから身体をゴールに向ける動作、歩幅を合わせる動作、捕球の動作とハンドオフは意外と高度な技である
リーグの中でもJJレディック、クレイトンプソン、カリーとこれが出来る選手は少ない
さらに、最もタフショットである4 feet以内のクローズアウト時のスリーを平均2本以上打つ選手はリーグに15人しかおらず、その中でもダンカンロビンソンは3P%がリーグトップの40.6%なのである
▫️ スクリーンのリード
2つ目にあげられるのがスクリーンの外し方である
1クリップ目
普通にディナイ気味に守っているがダンカンロビンソンからすればイージーバスケットである
ハリスがもうちょいだと思うのはこういうところであると思う
別にヘルプにいるわけでもないのにベストシューターそんな離してどうするんっていう
先ほどからスプリントスプリントと言っているが皆さんが思ってる3倍は早い
2クリップ目
シューターをマークする手法の1つにトップロックという、わざと相手が行きたい方向に立って行かせないようにする技がある
トップロックで守っているが関係なし、ワンフェイクで振り解かれている
うまいと思うのは身体をわざとダンカンロビンソンが当てて振りほどき距離を作っているのである
ちなみにトップロックしている選手はマティスサイブルという選手でウイングスパンが長くディフレクションやスティールが得意なかなりディフェンスの良い選手である
3クリップ目
ハーダウェイJrがあえてくっついて離さないようにしているが一瞬バンプして距離をうまく作っている
そして、もうひとつダンカンロビンソンはスクリーンの掛け方がとてもうまい
スクリーンをかけに行くのかスクリーンをもらうのかあらゆる選択肢の中でディフェンスはマークしなければならない
ダンカンロビンソンがスクリーンをもらうならば距離を開けては打たれてしまい、スクリーンをするならフォローに入らないとならない
スクリーンの外し方の動画でダンカンロビンソンがユーザーになっている動画はあげているのでスクリーナー側になる動画をどうぞ
因みにややこしくなるので詳しくは言わなかったがセットを抽出したクリップのウィザーズの動画の1クリップ目と2クリップ目ではそれぞれスクリーンをかけてる選手が異なってるのも見てみてください
1、2クリップ目
フェイクでスクリーンすることによってスイッチなのかフォローアウトするのかディフェンスとしては考えなければならない
さらに、ダンカンロビンソンがインディビジュアルでやっており最早セットではないためチームとしての準備が難しい
3,4クリップ目
今度は自分がスクリーンをホールドすることによってディフェンス二人を引き連れてクラウダーをワイドオープンにしたり、ビールを背負いながらそのまま敢えてアデバヨの下を抜けることによりコースを開けている
さらにはスプリットカットとボールを1回もつかなくてもこれだけ活躍が出来るのである
ここまでヒートヘッドコーチのスポルストラの戦術的観点とダンカンロビンソンのインディビジュアルスキルについて見てきた
今シーズンダンカンロビンソンは破竹の勢いでリーグに名前を連ねた
そんな彼はロールプレイヤーとして新しいバスケットボールを切り開く者になるであろう
そんな彼も高校では無名であり、大学はディビジョン3のウィリアムカレッジから始まり、ミシガン大学にトランスファーした後に4年生時にはNCAAトーナメントで準優勝した
それでもNBAにドラフトされなかったダンカンロビンソンはヒートのトレーニングキャンプに参加、エリントン、ウィンズロウ、ウェイターズ、ジェームズジョンソンが怪我の中ロスターを勝ち取り、今ではヒートに欠かせない存在になっているのである
怪我人が当時多くプレイタイムが与えられたのは偶然なのかもしれない
スポルストラがハンドオフの戦術を取り入れたのも、ここまでフィットしたのも偶然なのかもしれない
それでも努力を続け残した結果は必然なのである
シーズンが再開した時、来シーズン以降のマイアミヒートとダンカンロビンソンの活躍が楽しみである
常に高みへ インディアナペイサーズ
どうもこんにちは、宮本武蔵です
なぜINDなのかというと、IND vs TORが2月の6日と8日の直近でホーム一戦ずつあったのでレギュラーシーズンにプレイオフみたいな流れで書いたら宮本武蔵の人気も、うなぎ登りと思ったら画面録画したクリップだけで80クリップになってしまったのでやめました
そこでINDのオフェンスに絞って書きたいと思います
書き始めて3行目くらいでこれはヤベーってなったわ
TORについてはディフェンスを書きたいなと思っていますが、いつ書くかは冨樫のみぞ知るHUNTER HUNTER
IND OFFENSE
現代バスケに反するミッドレンジ&2PTSチーム
スリー何それおいしいの?ア~イ
1行目と2行目がスリーについて
3FGA最下位、3FGA%が最下位
3行目と4行目
2FGA%が1位、2MID FGA%が2位
どうしたって感じ
スモールラインナップの時代に石器時代のバスケでプレイオフ圏内、しかも5位につけていながら今シーズン国の英雄オラディポは13試合しか出ていない
ということでも選手別に3FGA%を見てみる
とりあえずロングは3試合しか出てないからシカトして3FGA%を50%超えてるのがジャスティンとマクダーモットだけ
ロケッツは3FGA%が50%超えてるのが15人もいるのを考えるとやっぱり石器時代なのか
いや、そうではないんやということを言いたい
次にこのスリーがどうやって起こってるかを見てみる
チームとしてアシストからの3FGM%が4位
アシストなしのスリーの方が多い選手はオラディポとブログトンのみ
ここまででINDはスリーを打たせている、スリーを多投する選手はシューターの二人、ジャスティンとマクダーモット
二人の3FGAはジャスティンが4.4の42.4%、マクダーモットが4.3の44.5%
他にはピックでプルアップのスリーを打つブログトンとオラディポでそれぞれ4.1の31.3%、5.3の30.4%
オラディポは国の英雄だからいつでもどこでも打っていいのです、僕の英雄はサッカーコートジボワール代表ドログバです
ここまで話してやっとこさっとこ作ったクリップが活きてくるわけ
INDはすごく簡単にSTAGGERやVEERでジャスティンとマクダーモットにシュート狙わせつつピックに繋げてた
因みにINDのOFF SCREENのFGAは6位の5.8、FG%は45.0%の3位、PPPは1.08の4位
なんでスリーないんってのはNBA STATSに聞いて(ピエン、ピエン
スリーについては期待値の高い選手に絞る事によって確実にPPP1.0超えに乗せてきているから割合的に低くても問題ないという算段なのか
本数は少なくてもコンスタントに決めてくる上に、当たればデカく打撃力は幕の内一歩なわけです
*100 possを全シュート2点で100%決めたら200点、大体50%に落ち着くから100点になる
つまりPoint Per Poss(1 possあたりの得点)は 100点/100 poss で1.0
だからPPP 1.0超えは幕の内一歩なわけ
*期待値は全シュート2点で50%決めたら1.0点、全シュート3点で33%決めたら0.99点
理論的に3点の方が低い確率でも同じだけの得点が取れる期待があるって話
だから打たせてるジャスティンとマクダーモットはスリーを40%超えてるからコートに出てるだけで1.2点分の期待が出来る
上手いなと思ったのが動画の最後に入れたSTAGGERとかにするとディフェンスのポジションが取れないのをブログトンは分かってるところ
基本的にチームにはディフェンスのルールがあるけどオフェンスのポジションがSTAGGERとかアクション入るとスクリーンのケアをしなくちゃいけないからハンドラーのタイマンを抜かれるとヘルプに行くの遅れるんよね
あと、ブログトンはワンツーフィニッシュしか技持ってないなw
ワンツーフィニッシュしか持ってなくて新人王取れるなら俺でもNBA狙っちゃうぞ~
ここまでINDのスリーについて見てきましたがやっとINDの2FGAについて書いていこうと思います
ここであげたいのがINDプルアップ2を打ち過ぎてる問題、SASはもっとプルアップ2を打ってる問題
FGAから3FGAを引いちゃってくだせえ
の割にINDのプルアップの得点は高くSASはもっと高い、eFG%は2チームとも上位である、つまり非効率こそが効率の鍵であり自分でも何を言ってるか分からん侍、寿司ざんまいというわけだ
選手で見てみるとミッドを得意とする選手を今季獲得している
スモールマーケットのせいでバコバコスリーの選手を取れないからなのか、この戦術を取りたいからなのか
TJウォレン、ラムがいい感じで活躍している
TJウォレンが32位指名権とキャッシュってマジか…
感覚的だけど2 BIGにしてガードウィングの3人はボールつける選手を置き、ビックが1人の時はシューターを置いてスモールで打つみたいな感じがする
何十試合も見てないから分からんけど
戦術とシュートが合ってたら使いやすかったけどトロントがスイッチしててミドル打つ場面が少なかったからクリップはなし(切ったクリップの意味…
ディフェンスレーティング2位のトロントなんか見るんじゃなかったぜ
余談
スペイン代表のヘッドコーチしてるスカリオーロが去年からトロントのアシスタントに入って優勝
元々良かったトロントのディフェンスが更に良くなってる
でもってスペイン代表のアシスタントコーチでディフェンスを担当していた人がルイス・ギルって方なんだけど、今佐賀バルーナーズでヘッドコーチしてる(アツくね?
佐賀バルーナーズは今季エクセレンスがB2に残れないことから7月までにB2ライセンスを獲得できればB2昇格なわけ(アツくね?
更に言うとB2は奈良のヘッドコーチがゴールデンステイトウォーリアーズやユタジャスのアシスタントコーチをしてたし、香川のヘッドコーチはニュージーランド代表のヘッド、熊本のヘッドコーチはニュージーランド代表のアシスタントなわけ
グローバル化が進むB2である
次にピックを見てみちゃう
ピックハンドラー編
FGAは中盤って感じだけどFG%は5位で高い
だけどPPPで見てみると中盤って感じでミッドかドライブしてレイアップにもっていってるからだろうな
プルアップ2とピックハンドラーで見えてくるのがリーグ上位でミッドが決めれるなら効率が悪いようでも戦えるってこと
こういうのはチームの色が出るよね
で次になんといっても今季はこれでしょっていう
ピックダイバー編
FGA1位、FG%下の方(おい…)、PPPも下の方(ウォォォイ!)
まぁでもこれには理由があってサボニスが強くて他はいまいちってのが理由
サボニスのダイブ(これダイブって書いてるだけでポップが入ってる)
POSS 5.6で1位、FGA 4.5で2位、PTS 6.2の2位、PPP?エースに効率なんていらないのですと言いつつ1.11
それにしてもジョンコリンズってヤベーな
僕が日本のビックマンになってもらいたいのは効率重視の温室インテリポップマンではなく屈強なダイバーなのです、伝説のフィッシャーマンなのです
お口直しにサボニスの今季NBA ALL STAR選出ハイライト
www.youtube.com
ハイライト見てもらったら分かると思うんだけどピックだけじゃなくてポストも張れるんよね
だけどスタッツ的には平均FGAが2.3でFREQ(頻度)でいったら17.0%と多くない
これを見るにチームによってピックなのかポストなのか変えてるんだろうね
こういう強みを使い分けれるような選手を日本人は学んだ方がいいと思うんよね
加えてサボニスはアシストを5.4も出してる
こいつヤバいなって思ったパスがこれ
スティール狙ってる選手をパスフェイクで引っ張ってからパス出してリード勝ちしてる
こんなパスB1のガードでも難しいよ
ということでここまでオフェンスについて見てきましたが
- スリーの割合は少ないが打つ選手は入る
- ミッドを得意とする選手を獲得して理論の効率を上回ってくる
- オールスターになったサボニスがチームを牽引
ポールジョージ出して最初は叩かれてたけど取った二人ともオールスターってのは凄いよね
以前スモールマーケットでFAに期待出来ないからこそトレード期間に結果を出すことやチームカルチャーの基盤を作っているという記事があった
この記事にある体育館前に赤いボタンが置いてある話は凄く好き
とこんな感じでスタッツと共にペイサーズの戦術を見てきたけど平均得点では22位と下の方で109点、相手に取られてる平均点は107点
最後勝ち切る試合が多いということ、ていうか勝っても負けてもほとんど10点差の試合
でやっぱり思うのがブログトン上手い
最後のとかどうせスイッチするからわざとサボニスコーナーに置いてカットさせてる
さらにペイサーズには国の英雄オラディポもいる
1月29日オラディポが戻ってきたCHI戦でいきなりクラッチ
優勝候補を今年は喰うか、プレイオフに出れるか、毎試合命削るような試合をして観客が沸く、そんなペイサーズが僕は好きです
最後にエモいオラディポをどうぞ
ではでは
ブレイザーズで覚醒したボスニアンビースト
どうも宮本武蔵です
"https://twitter.com/BHlive_official/status/1108137472448450560"
4/2現在
今回今季ずっと推しているヌルキッチを記事にしようと合間にちまちま書いていたのだが当の本人が怪我をしてしまった
とても残念だったがせっかく書いたのでどれだけヌルキッチが凄い選手だったかを見てもらいながら日本のビックマンについて自分が少し考えている事を書いていきたいと思う
本文
誰からも納得してもらえない武蔵推し超絶MIP候補のボスニアンビーストことヌルキッチについてひたすら褒めちぎりながら日本のポストに対しての取り組みについて記事を書こうと思う
ヌルキッチって誰やねんという人は流石に居ない(武蔵推しなのに知らないとは以下略)と思いますがとりあえず紹介したいと思う
名前 Jusuf Nurkic 日本語でジュなのかユなのかイマイチ読みづらいヨーロッパ系に良くあるあるな名前
身長 靴あり7フッター
体重 124kg
スタイルとしてはコテコテのオールドセンターのように見えてニュービックマンである(何がやっていうのは後述していく
ブルズから指名権のトレードでナゲッツでデビューするも怪我や今やNBAの顔であるヨキッチの台頭によりブレイザーズに移籍した割と苦労人
普通センターを取り上げるならおしゃれパスのヨキッチかポスト無双のエンビードやろってなるかもしれないのだがそこには筆者武蔵の考えがあるのである
とりあえずハイライトでものっけておく
ハイライトは移籍後初の20-20した試合っす
Jusuf Nurkic Full Highlights 2017.03.09 vs 76ers - UNREAL 28 Pts, 20 Rebs, 8 Ast, 6 Blks!
ヌルキッチの強み
OF
・スクリーン技術
・アシスト
・ポストオフェンス
ハイライトでも分かるように
オフェンス面ではポストオフェンスを得意とする
60試合以上出場しているセンターの中でoffense Retingが最も高いのはヌルキッチ
因みにPORは60試合以上出場している全選手中offense Retingトップ10のうちスタメン4人がランクインしている
なんならハークレスも相当改善している
何故ここまで向上したのか注目して見ていたのはPORファンと自分くらいだと思うのでいつかPORのシステムについても書きたい(書くとは言ってない
ヌルキッチはスクリーン技術が特に高い
以前ヌルキッチが5×5を達成した時ツイートしたようにスクリーンアシストを量産する
Jusuf Nurkic's MONSTER 5x5 - 24 pts 23 reb 7 ast 5 blk 5 stl - Full Highlights w Defense 1.1.2019
ヌルキッチがNBA初の20得点、20リバウンド超えで5×5を達成した
— 宮本武蔵 (@bossckun) 2019年1月2日
元々ブレイザーズのスクリーンアシストが多いのは知ってたけどこの日のヌルキッチは12スクリーンアシストしてた
計19アシスト(ヤベーなw
これを見ても分かるようにセンターはスクリーンアシストのスタッツが大きな評価基準になる pic.twitter.com/qhyThCsTwe
これの12スクリーンアシストは嘘で6スクリーンアシストでの12得点だった
多分この101ファボのうち半分はコイツアホやなっていうファボだったに違いないw
1枚目を見ても分かるように今季のPORはスクリーンアシストがリーグ1位
リラードやマッカラムなどスコアラーがいるのも挙げられるがヌルキッチスクリーンアシスト率は特に高い
今年は特にヌルキッチのスクリーンアシストが高く他のセンターが2000分を超えている中少ない時間で量産している
ゴベアがプレイタイムが多いのもあるが異常な回数なのとジャレットアレンが少ない時間でスクリーンアシストを量産していることからこの2チームで見えてくるものがあるかもしれない
多分チームのスクリーンアシストの回数と他のメンバーが何回スクリーンアシストしているかによってキャッチアンドシュートなのかドリブルドライブなのかが一概には言えないが見えてくる気がする
古巣のデンバーでは少し噛み合っておらずよりゲームメイクが出来るヨキッチが台頭してきたことにより出場機会が減った
ヨキッチは1月の残り20試合くらいある中80ポゼッションハンドラーをやってるんだって
Since 2004-05, only two players Nikola Jokic's size have finished with more pick-and-roll possessions than the @nuggets centerpiece. #MileHighBasketball@KevinOConnorNBA: https://t.co/jXyty5Uh8I pic.twitter.com/0AN4E8CdLr
— The Ringer (@ringer) 2019年1月24日
この80ポゼッションは2004年からカズンズとディアウがシーズン通してやっとくらいだからヨキッチが異常なことは容易に分かる
カズンズなんてお前ハンドラーすんなやってみんなに言われてたからそう考えるとヨキッチはパスが出来るセンターってだけでなくカリー同様バスケを変えた選手の一人なんだよね
それぞれのチームで特徴があるので仕方ないことであるがNBAって自分にあったチームだと普通に20得点とかするから規格外…
次に挙げるのがアシスト能力である
ここはヨキッチが上記のように何かと挙がるけどヌルキッチもアシスト能力は負けていない
ハイライトでも分かるようにジャンジャンポストエントリーやトップオブザキーからアシストを出す
スタッツで言うとヨキッチアシスト7.6とか他が太刀打ちできないほどアシストしてるんだけどwww
ヌルキッチは平均アシストが3.2
いつの間にかヨキッチを褒めちぎる記事になっているぞ…
でもセンターでアシストを平均3以上できるのはかなり強いと思う
現にNBAのセンターでは上に8人しおらずトップ10に入っている
ここが気になっていて突然日本選手の話をすると、背が大きいからセンターをやらすっていう話はよくあるけどセンターをやっている選手で平均アシストが高い選手はどこを見ても少ない
当然重要であるが昨今のビックマンには何かとポップやスペーシングをより広くなどに考えが行きがちである
しかし、ヌルキッチはアウトサイドシュートが入らないためポップが出来ないがアシストやスクリーン技術の一種のゲームメイク能力を持ち合わせていて打てなくても外に出てくる
今までの90年代や00年代のビックマンと大きく異なるところでゲームメイクを出来る所がニュービックマンと言っている所以である
これの先駆者がダンカンなわけでそりゃ強いわっていう
本筋はここにありスペーシングという名の盲目的な面が蔓延している気がする
ここは特にヨーロッパビックマンを見習わなければいけないとこではないかと感じている
身長に恵まれていざ全国大会や大学1部リーグに行ってプロになっても外国国籍のもっとデカくてゴツい選手がいる中アシストが出せませんっていうのはプロになってからじゃどうしようも出来ない
パス能力っていうのはシュートと同じでどれだけ出すかだと思う
だから平均アシストの高いセンターを見て勉強する、戦術に組み込むのは大事
で何でこんな現代NBAではセンターがアシストを出せるかというとポストで点が取れるからである
ではトライアングルオフェンスやカーメロアンソニーのような2番、3番用のポストオフェンスが廃れたのは何で?って話であるがこれはプルアップの効率の悪さ、ミドルの効率の悪さがある
ポストに入れてアイソレーションしてプルアップを外す、これほどまでにポゼッションを無駄にすることはない
しかし、いつの時代になってもミドルレンジが入る選手がgreat scorerなのである
そのためにPHIはオフェンスシステムに全く合わないジミーバトラーを獲得した
効率化してて昔のNBAの方が面白いって人はまだ捨てたもんじゃないよ
話が飛んだが効率の悪いはずのポストはセンターがポストで攻めることによりペイントに入る確率が上がり距離が近くなる
エンビードやタウンズは2KでいうとL2だけで15点は取ってくる
やられる側はL2だけで点が取られるなんて堪ったものではない
そこでポストオフェンスに対してはトラップを仕掛けるもしくはゴベアやカペラのような単体で止めれる選手を起用する
単体で止めれることにこした事はないが大抵は無理なのでトラップをする
全ポゼッションを完璧にトラップからローテーションする事は出来ない
そこをいかにアシストに繋げるかはビックマンのアシスト能力にかかっていて見える、出せるが必要になる
そんなこと言ったってポストで日本人が点取れんのかいという話だが自分は取れると思っている
日本の衣食住の西洋化と国際間の隔たりが無くなる中、将来的には世界のビックマンとも張り合える選手が出てきてもおかしくないと思っている
また、そんな希望的観測だけでなく戦術的にも対応できるのではないかと考えていて次の動画を参考にして欲しい
今季ほぼ解体してトバイアスまで出して尚プレイオフ圏内の不届き者で良いチームビルディングをしているクリッパーズ
相手は今季大躍進のキングス
キングスはレイトスイッチというピックでペイントに入られたらなど常にスイッチするのではなく決め事があるスイッチ方法をDFで取っている
そこでLACはあえてレイトスイッチさせてポストで攻めさせたりPindownからレイトスイッチしてこなかったらシュートなど多彩に攻めていた
相手がレイトスイッチを取ってこなくても考え方さえ分かっていれば後は最も良いオフェンスを選択するだけである
因みにアービングは鬼のようにスイッチコールが早くジェイレンブラウンが引くほどである
どんなに世界最強のガードといえど日本でもポストでは点が取れる
ポストを使えると攻めの幅が広がる
最近ブラッドスティーブンスの多投系ガードの使い方をアービングも受け入れるようになってよくなってきているのが自分でも見えるようになってきたのが収穫(全然関係ない
ポストで点が取れるにしても代表レベルだと音速でトラップにくる
そこでアシストを出せるかが鍵になってくると考えている
ここまで希望的観測、戦術的観点で話してきたがポストトラップが完璧にこなせないように、必ずトラップやローテーションが成功してアイソレーションになる時はある
そこでポストムーブをコーチや選手が知っているかいないかは大きな境目になる
バスケは結局1 on 1を崩せるかにかかっていてメンフィスにトレードされてからポストで点を取って調子をあげてるバランチュナスを見てるかいなかによって引き出しが変わる
要は練習しましょうという話である(理想論を言ってるから時間がなかったり見切れないというのは良く分かるけどね
これまでヌルキッチをもとにあれやこれやと書いてきたがこれはまだ半分でこれからDFのあり方も書きたいと思う
ヌルキッチの強み
DF
・アイソレーションDF
・ピックコンテスト
・リムプロテクト
ヌルキッチを何故ここまで激推ししているかというとOF面よりもDF面での評価が自分の中ではカンストしているからである
まずはこの動画
これ見たときにこいつマジで最強俺的MIP確定が決まった
ジャズのゴベアはペイントでのDFは素晴らしいがペリメーターDFを止められることが出来ない
シアカムが44得点しようと筆者武蔵の中で覆る事はない
先ほども述べたgreat scorerのシュートをひたすら外させる、スイッチ後にカモにならないビックマンは他にカペラしかいない
それでいてオフェンスでもリラード、マッカラムがいる中、平均15得点していてBig3の名に相応しい
次にこの動画
ピックに対してのポジショニングを見て欲しい
NBAのビックマンでも常にエルボーより外に出て来れるビックマンは少ない
コンテスト量を見ても上記のレベルの高さが伺える
当然のようにトップ10に入っている
でもこのコンテストショットっていうのはチームDFによる偏りが大きいから参考程度に
当然コンテストしても相手はgreat scorerな為入れてくるが、それでもコンテストし続けられる選手の強度は高く評価は個人的に高い(DET戦でグリフィンに決められまくってたし
今回ヨキッチやバランチュナスではなくヌルキッチを推す理由はここにある
バランチュナスはプレイオフでDFの穴になる為トレードされ、ヨキッチはチームで決めたハードショーなどのヘルプありきのDF以外はペイントを出れない一瞬で抜かれるから
さらにこの昨シーズンのリムプロテクト集を見て欲しい
ここまでくるとポートランドブレイザーズはヌルキッチのチームであると言っても過言で…かぁ…
とは言ってもブロックショットは
16位の1.4ブロック
上記のアイソレーションやピックをコンテストする中リムプロテクトにも跳べるのは16位以上の価値があると考えている
124kgでここまで動けるのが人間のなせる技ではないが、というかそんな選手しかいないNBAってやっぱりヤバイなって話だけどリムプロテクトでないところタイマン(1 on 1)のショットコンテストやピックの守るポジショニングはアンダーカテゴリーでやっていけば出来る所であると考えている
ここの意識の高さはデカイ選手ほどやるべきである
これまでヌルキッチについて書いてきた
ポストの得点力はもちろんのことアシスト能力やスクリーン技術からセンターながらゲームメイカーとして、更にDFで存在感を出し、今や欠かせない戦力になっている
敢えてビックマンの外打ちにフォーカスしなかったが日本のビックマンはヌルキッチのような本質的な所が足りていない
今回の記事で少しでも本質的な所が伝われば幸いである
ネッツ戦のダブルオーバータイムで怪我をしてしまったヌルキッチだが骨だけ綺麗に折れてくれたようで筋肉や神経系には大事に至らなかった模様で何よりである
Jusuf Nurkić was having a great season, injuries suck. Damn shame
— Hoop Central (@TheHoopCentral) 2019年3月26日
➖➖➖
15.4 PPG (Career High)
10.3 RPG (Career High)
3.2 APG (Career High)
1.4 BPG (Career High)
50.7 FG% (Career High)
Prayers Up
今季主要スタッツ全てにおいてシーズンハイ
ハッスルスタッツなども上位だっただけにボスニアンビーストのカムバックが待ち遠しい
来季こそは誰からも認められるMIPになれるように
ではでは
トーマスに幸運を
どうも宮本武蔵です
今回はセルティックスのリポーターがアイザイアトーマスへ書いた記事を訳しましたのでご覧ください
私達はプロフェッショナルのアスリートが多くの金額を受け取れる事を知っている
アイザイアトーマスが大金を手に入れる野望を持つことは理解出来るが、もしあなたは下降傾向になったとき同情で彼のためにマーケットを割き高額の契約を結べるだろうか
アイザイアトーマスは多額の金額を得られるであろう年を過ごし人気も急上昇してこれまで見たことのない額の契約が贈られるだろうと言われていた
そんな時に悲劇は起きた
無一文から大金持ちになった話は簡単な話ではなく、ありのままの金額を支払われるわけではない
昨日のように感じる記憶であるがセルティックスは2016年ドラフトピック(28位スカルラビシーレ)とマーカスソートソンでサンズからシックスマンとしてトーマスを獲得した
それは30か月前の2015年2月19日のことである
セルティックスは20勝32敗でトーマスはレイカーズの試合から2年目の監督ブラットスティーブンスのもとユニフォームに袖を通した
来るべくして来たかのように控えとして25分の出場にも関わらず21得点をあげた
しかし、オフェンシブファールに対して口論になりテクニカルファールを取られ短い夜となった
最初の試合は4Qの5分3秒でのファールによって終了した
途中出場出来なくなったが彼が緑のジャージを着て過ごすのに大切な一日であった
トーマスのオフェンシブさが口火となり彼の新しいチームが出来上がった
彼はコート上でもコート外でも感情を出すようになった
レイカーズに負けた後ボストンはトーマスが加わってから最初のシーズンを20勝9敗で終えた
この2年でトーマスには人が集まると呼ばれるようになり彼の貢献が貴重な証明となり13.5ミリオンを獲得した
2回のオールスターにもうなずけた
そして彼の最初のキャリアとしてオールNBAに照準を合わせた
彼は達成し、MVPレース5位、ボストンのシーズン得点記録でもランクインした
彼なしでチームがハードに、そしてファンの応援もロッタリーの時までここまでならなかったであろう
彼と一緒にハードワークに取り組み53勝の1位シードに登りつめ他のチームよりもロッタリーが高くファンは熱狂した
その間もずっとトーマスはフリーエージェントのアルホーフォード、ゴードンヘイワードの勧誘をする中心的役割であり2人ともトーマスに賛同しコンタクトを取った
そして、トーマスは6.3ミリオンを受け取った
しかし、それはトーマスにとって重要な事ではなかった
思い出してほしいヘイワードの移籍が決まった7月4日を
彼はただボストンで勝ちたかっただけだった
トーマスのキャリアハイである平均28.9得点フリースロー90.9%であった最後のシーズン、ゲーム終盤の King in the fourth は紛れもなくこの町のポイントガードとして記憶から忘れられないであろう
トーマスの妹であるチャイナは交差点において悲惨な事故にあってしまい去年のシーズンに亡くなってしまった
1人のリポーターは希望がもろく消え失せる彼に周りがリーダーを愛していると伝えた
プレイオフシリーズのブルズ戦で53得点8アシストでセルティックスの3位になる得点記録をしたが負けてしまい、彼のチームメイトが最も落ち込んだ
お互い感情的になりメンタルが目に見えて動揺したが勝利を固く誓った
スティーブンスはチームメイトと一緒にこれまでボストンで培ってきた知識を呼び集めてシカゴから勝利をつかみ、トーマスは妹の葬式が行われるワシントンのタコマに向かった
彼は試合を欠場することはなかった
セミファイナルワシントン戦は7戦に及ぶ生き残りをかけた死闘であったがトーマスは妹の誕生日の2戦目で信じがたい53得点を再びやってのけ、その10時間後には歯の手術をした
そして彼は第6戦、第7戦で合計56得点19アシストを再び怪我が悪化しながらも記録した
セルティックスがカンファレンスファイナルまで行ったのはピアース、ガーネット、レイアレンの仲が良好だったころ以来であり、トーマスは怪我が再発したのにも関わらず試合に出続けた
セルティックスのドクターはカンファレンスファイナルの2戦目の後半でトーマスを退場させた
これが彼の最後のホームゲームであり最後のスタッツとなった
この活躍は80年代のラリーバード並みの活躍でありその時の彼は1992年の足を引きずるラリーバードのようだった
5週間の休みがあり、トーマスはプレイオフ後ボストンで最後の休みを送った
彼はここでなかったらボストンのファンも含めここまで応援されなかったしここまで活躍出来なかったと言い彼の頬から涙が流れた
親友のブラッドリーはトーマスを抱きしめ、それは誰も見ていられなかった
英雄的な活躍をしたシーズンの後に起きた悲劇はスーパーマンと彼くらいである
トーマスはピアースやガーネットのような伝説にはなれずアリーナに背番号4を掲げることは出来なかった
しかし、トーマスは伝説になった彼らのようにスーパースターであり背番号4を着ようと思う者は出てこないだろう
彼はチーム内でも常に中心であり、コートではアイドルだった
彼はエインジGM、スティーブンスHCのもとで優勝がしたかったがそれは叶わなかった
スポーツはどの競技でもビジネスである
エインジの気持ちには大きな苦しみがあり同時に決め難い境界線があった
彼のオールスター後の対処の意志決定に意味がないわけではない
カイリーはトーマスより若く身長も高く更にダイナミックで将来が明るく数年は安価で契約が出来る
カイリーもまたリングを欲しファイナルで歴史に残るショットを決めた
トーマスが昨シーズン言っていた減給の話を信じたいが身長が伸びなかった事はどうしようもなく仕方ない事だが身長の小さいトーマスにエインジはこれ以上の見込みが出来なかったのだろう
彼の4Qのオフェンスは試合記録を作るのに優位であり彼のオフェンス力をタレントとして構築するのに完璧な場面だった
彼は自分の手柄がヘイワードの二の次で構わずボストンにとどまり続けたかったが、今は彼の最もそばにいないであろうレブロンジェームズのそばにいる
トーマスの健康とコンタクトしながら点を取る二点は無視できない大きな要因である
セルティックスとキャブスのトレードはトーマスが怪我をしたまま決まった
彼は複数の保障をマックスプレイヤーとして要求するだろう年に移籍が決まった
それは彼自身が相応の年俸を手に入れることが出来る機会なのだ
彼が万全の状態になるにはシーズン中2か月欠場する可能性があった
治療を延期したのは彼が本当にプレーが出来て戻ってこれるようになるまでセルティックスが崖っぷちの状態で待たなければならないことを考えると必然であった
次の夏クリーブランドの上層部は医療チームの評価を横にトーマスの対処を遅らせることでトーマスの契約を有利に出来るかもしれない
しかしその時再び、行く度も予想を覆してきたトーマスにはリトルガイコールが送られるだろう
アービングはこれまでに4回のオールスターの出場経験があるが、マックス契約をするのか2年の議論の余地がある
アービングもまた長い間ボストンに居たい熱意を説明した
エインジとオーナーは175㎝で29歳になるトーマスにこれ以上のパフォーマンスを期待できず1年で30ミリオン近い額を払うことが出来なかった
トーマスは密かに裏切られることを感じていたのかもしれない
感情が傷ついたトーマスは催し事が好きなはずなのにロッタリーに顔を見せなかった
彼はセルティックスで引退したかったのだ
ビジネス面では良かった事かもしれない、もしあなたが同じ立場だったらトレード下したであろうか
トーマスは過去最もファンが多かっただろう
それはそれだけの事をしてきたからでありトーマスもそれは分かっている
彼は4チーム目で5年目を迎える
ITタイムはボストンで忘れられないだろう
この男は俺をもう一回最後に指名してみろと唱えた
彼は2011年の最後の60位指名から誰も成し遂げたことがないオールNBAチームまでなり感動を与え続けた
そして彼は愛され続けた
彼を見つけたエインジGMに愛されて
彼のヘッドコーチに愛されて
チームメイトからもチームを去った者からも愛されて
ファンに愛されて
そして去って行くトーマスも同じくボストンを愛した
特別にインタビューの時ボストンのユニフォームを着てくれと頼んでもアイザイアトーマスの今までと同じリストバンドとユニフォームを見るこは出来ない
しかし、彼を愛してるのは変わらない
インタビューの時にこう伝えたい
Thank you and goodbye.
Why Gordon Hayward Is fit for Boston Celtics
https://www.instagram.com/p/BWwAcDyAMNS/?taken-by=novahdesignz&hl=ja
どうも宮本武蔵です
ついにヘイワードが加入しました!!!
ということでヘイワードがセルティックスにフィットするのかを書きたいと思います
16-17シーズンのセルティックスのオフェンスはアイザイアトーマスの28.9得点(46.3/37.9/90.0)、5.9アシスト、2.7リバウンドで成り立っていたと言っても過言ではありません(全員心中)
昨シーズンセルティックスは53勝を挙げプレイオフではCHIとWASを下しCLEに挑んだわけですがやはりもう1人ゲームを任せられる選手が欲しかった…
そしてヘイワードという2人目のゲームを任せられる選手が加わったのです
27歳のフォワードは昨シーズン躍動の年となりスタッツにも直接繋がり、21.9得点(47.1/39.8/84.4)、5.4リバウンド、3.5アシストを記録
ヘイワードが今までいたジャズは昨シーズン最もスロペースなチームでした
しかし、ヘイワードのドライブ能力などで1番合うチームを考えると速攻主体のセルティックスなのです
セルティックスもジャズもオフェンスで使っているのがミスディレクション、オフボールでの動きからの得点、高い位置でのPnR(ピック&ロール)、ハンドオフ、ウイングでのカットプレイと似ている点が多いです
ジャズは昨シーズンオフェンス時にPnRを多用していました
その時ヘイワードはハンドラーとして1ゲーム当たり5.6得点の49.2%(eFG%)
セルティックスも多用していてトーマスは1ゲーム当たり9.2得点の52.5%(eFG%)
*eFG%とは3点との期待値を含めた実質の得点パーセンテージ(よく分からない人はこのサイトが分かりやすく書いてあります)
話を戻してPnRの動画
高確率で2人が決められる事とヘイワードが加入すぐに得意なことをできるというのは強みです
また、トーマスはドライブの回数、ドライブからの得点がリーグ1位、ドライブからのアシストがリーグ8位なのに0.6ターンオーバー(しれっとやばくね?)
ヘイワードは昨シーズンキャッチ&シュートで平均4.8得点、更にホーフォードがいることでハンドオフなどからPnRを起こしてくれる事やロールして合わせくれる事を考えるとトーマスとホーフォードはヘイワードの能力を最大限に活かせると考えられます
トーマスとヘイワードはお互いハンドオフからの得点でトップ8にランクインしています
そしてこのハンドオフのプレーが30チーム中最も得点率が高いのがセルティックスでヘイワードがチームにフィットすること間違いなし
セルティックスのビックスリーの昨シーズンをもとにした評価
http://nbamath.com/ranking-the-nbas-top-10-big-3s-by-nba-maths-total-points-added/
TPA的には6位だけど30チーム中最もバランスの良いチームとの評価
*TPAとはスリーポイントよりも外の領域です。つまり自分が決めるのと止めれるかのグラフ(多分…
もし、ヘイワードがチームのオフェンスになかなか合わなかったときはチーム最年長のホーフォードが導いてくれるはずです
スコアリングマシーンのトーマス、ベテランセンターのホーフォード、若手のブラウン、テイタムなどに加えウイングにエリートスコアラーが入ったことにより更にステップアップ出来ることでしょう
そして、1年目で思うように活躍が出来ずワーストに近い昨シーズンだったホーフォードが多方面で活躍しヘイワードが2番目のスコアラーとなれたなら、勝てなかったCLEを下しチャンピオンシップになれるはず!!!
結論フィットする!!!
今季は再建を頑張ってくれた選手がほとんどいなくなってしまいました…
しかし、新たに加わった選手も多数で頑張ってもらいたいです!!!
2か月後の18年の開幕戦が待ちきれないですね
最後に最も過小評価されているっていうイカしてる文章のヘイワードの動画をどうぞ
Gordon Hayward: the most underrated player in the NBA pic.twitter.com/e9TMLC05N2
— Forever Green™ (@ForeverGreen_) 2017年7月24日
ではでは
参考
nbamath.com
Terry Rozierの見つけた居場所
Terry Rozierは2017年のプレイオフで現在最も+/-の効率が高い
彼自身地元のルイビル州を旅立てたと言っても過言ではない
Rozierはウィザーズの2戦目で25分出場し12得点、6リバウンド、4アシスト、1スティールの効率+25を記録した
これらの数字をベンチからの出場で叩き出したのだ
Rozierは今季ずっと役割を与えられていたわけではない
毎回一瞬一瞬の役割をこなし続けてきた
今回の試合ではこの同点弾だ
Rozierはシーズン中DNP(監督による欠場指名)を何回か受けた
何があったのかシーズン中Rozierは打ち上げ花火の如く活躍していたのに
しかし、それには訳がありシーズンの大切さを知ってもらうためであった
シーズンが終わる前にRozierが出場した12試合では128分の出場で1桁のターンオーバーしか犯しておらず効率も+94を記録した
シーズンが終わった時にヘッドコーチのBrad StevensはRozierに言った
今季リバウンドを一番頑張っていたのはRozierだった
彼は1,2位を争う活躍をしているよ
賞賛していたヘッドコーチも2年目の新人と10年目のベテランにとって心強い存在である
Rizierが活躍したときヘッドコーチがどうするかというとセルティックスのローテーションに完璧に組み込んでしまう
セルティックスのヘッドコーチであるBrad Stevensはとても良い監督であり選手のポテンシャルを最大限活かしてくれる
そしてそれがRozierにハマったのだ
ベンチからエネルギッシュなRozierのプレイスタイルを完璧に組み込むのは全てのゲームにおいて必要になってくる
今この若いガードは自分自身でNBAの道筋を築いている
そしてまだ2年目でありRozierのプレイオフの場に立つのを疑問を抱く者がいなくなるのは遠くないだろう
彼は何も恐れていなかったから気にせずプレイ中話すことが出来たとコーチのStevensはウィザーズ第2戦の後に語った
次はベライゾンセンターでの試合だ
Rozierはセルティックスがプレイオフを駆け上がるには欠かせない存在だ
ウィザーズは簡単には勝たせてくれないだろう
しかし、Rozierがベンチから凄まじい助力をもたらせてくれるに違いない